社会的にタブーともとれるセンシティブな問題・セックスレスに切り込んだドラマ『あなたがしてくれなくても』が2023年夏、最終回を迎えました。これまで多くの不倫ドラマが放送され、社会現象を巻き起こした作品もありましたが、本作はその中でも珍しく、不倫する当事者に共感の声が多く寄せられた作品でした。
そんなあなたがしてくれなくても 結末に対し、批判の声が殺到しているのだそうです。原作漫画とは違うラストを迎えたあなたがしてくれなくても 結末とは?
批判が殺到したあなたがしてくれなくても 結末
ドラマ・あなたがしてくれなくても 結末は、まだ原作漫画が続いているということで、オリジナルのクライマックスを迎えています。そのあなたがしてくれなくても 結末に批判が殺到した理由は何だったのでしょうか?
みちと陽一が復縁した
不倫ドラマでは珍しく、不倫する側のキャラクターが応援されるという評判が話題となっていた本作。セックスレスや夫婦関係の破綻が原因で不倫に走ってしまった主人公・みち(奈緒さん)と新名(岩田剛典さん)の明るい未来を想像する視聴者が多かったようです。
しかし、あなたがしてくれなくても 結末はみちと陽一が復縁したというエンディング。当然のように別れて、みちと新名が新たな関係性を築いていくと思われた矢先の復縁には、あなたがしてくれなくても 結末が衝撃的だったようです。
みちの優柔不断さにモヤモヤ
あなたがしてくれなくても 結末でみちと陽一が復縁したことのほかに、みちが結局何をしたかったのか謎のままになったという点も、視聴者をモヤモヤさせました。みちは子どもが欲しかったけれど、セックスを望まない陽一と再び生きることを決めました。
あんなに子どもが欲しかったにもかかわらず、陽一を選んだことに対して「子どもを諦めていないのか、それとも新名の妻・楓のようにバリキャリを目指すのか」というみちの意思が、視聴者には伝わっていなかったようですね。
みちの行動が身勝手だと批判
結局、あなたがしてくれなくても 結末でみちはセックスができない相手・陽一と一緒に生きることを決めました。視聴者としては新名とみちが結婚し、子どもを作って幸せな家庭を築くという未来を思い描いていたようですが、結局新名と楓の夫婦関係も壊したまま陽一と復縁したみち。「みちが一番嫌な奴だったのでは?」と、みちの行動を批判する声もありましたよ。
まとめ
あなたがしてくれなくても キャストに、フレッシュな新妻役・奈緒さん、そしてアンニュイなオーラをまとう”憑依型俳優”永山瑛太さんを起用した本作。不倫相手となるカップルには、役者を本業とはしていない岩田剛典さんと田中みな実さんがキャスティングされました。それぞれの表情や役に懸ける思いが交差し、あなたがしてくれなくても 結末は批判が多いながらも、一番現実的な終わり方だと冷静に判断する視聴者もいるほど、納得のクライマックスだったのかもしれません。とはいえ、これほどまでに不倫している登場人物が視聴者に寄り添われる作品も珍しいでしょう。原作漫画が続いていることで、続編やスペシャルドラマの制作も期待される、話題のドラマとなりました。
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