テレビを点ければ、必ずと言っていいほど目にする「リクルートエージェント」のCM。あの高橋一生と柳楽優弥の不思議な空気感、皆さんはどう感じていますか?正直に言うと「またこれか……」と、ちょっと複雑な気持ちになる人も少なくないはず。
今回は、なぜあのCMがここまで私たちの耳に残るのか?リクルートエージェントのCMがうざいと言われるその理由や出演者について整理していきます。
リクルートエージェントのCMがうざいと言われる理由
多くの人が利用する転職支援サービスだからこそ、その広告展開も非常に大規模です。しかし、露出が増えれば増えるほど、ネガティブな意見も出てくるのが世の常。ここでは、視聴者が「うざい」と感じてしまう具体的な理由を解説していきます。
放送回数が多い!?脳がまた出たと錯覚する理由
リクルートエージェントのCMを見て、「また流れてる」と感じたことはありませんか?実はこれ、単純に放送回数が多いだけとは限らず、私たちの脳の働きも関係していると考えられます。心理学には「カクテルパーティー効果」と呼ばれる現象があり、人は一度気になった言葉や、自分に関係がありそうな情報を無意識に拾いやすい傾向があります。
「リクルートエージェント」という印象に残りやすいフレーズや、出演者の特徴的なビジュアルが一度記憶に残ると、他のCMは気づかなくても、このCMが流れたときだけ自然と意識が向きやすくなります。
その結果、実際の放送回数以上に「またやっている」と感じてしまう可能性があり、うざいと感じてしまう場合もあるのです。
独特な演出や「ささやき」が鼻につく?
演出面での独特さも、賛否が分かれる要因の一つ。現在のシリーズでは、高橋一生さんと柳楽優弥さんが転職を悩む人のすぐそばに現れ、耳元で「リクルートエージェント」とささやく演出が多用されています。
そもそも、カフェで隣に座っている人が突然「リクルートエージェント」と囁いてきたら、現実なら驚いて飛び上がりますよね(笑)。あのありえない距離感こそがシュールさの正体ですが、観ている側からすると、その強引な踏み込みがうざさや不気味さに映ってしまうのかもしれません。
転職エージェント業界への不信感
転職エージェントのCMにイラっとする人がいるのは、業界全体へのちょっとした批判やウザさも関係していそうです。転職サービスを利用した人たちの中には「希望と違う求人を紹介された」「転職を急かされた気がする」と感じた人もいて、そうした体験がイメージとして残りやすいのかもしれません。そのため、もともとエージェントに慎重な人ほど、CMも少し押しが強く感じてしまう傾向があるようです。
また、登録はしてみたものの合わず辞めたいのに「連絡が多いと感じた」という声が見られることもあり、転職サービス自体によくないイメージを持っている人も中にはいるようです。
豪華出演者を紹介
これまでにどのような方々が、転職を後押しするエージェントとして登場してきたのでしょうか。ここでは、現在放送中のシリーズから意外な出演者まで紹介していきます。
現在の顔!高橋一生&柳楽優弥コンビ
2021年からメインキャストを務めているのが人気俳優のお二人、高橋一生と柳楽優弥です。二人は転職のプロという設定で、日常のあらゆるシーンに神出鬼没に現れます。このコンビは過去の共演経験もあり、その息の合ったあの掛け合いが好きで、つい見てしまう人も多いようです。
彼らの演技力の高さゆえに、シュールな設定でもどこか説得力があり、また2人の息のあったアドリブなんかも好評で、シリーズが長期化している理由もあると思います。リクルートエージェントのCMはうざいと言われつつも、この二人のバディ感を楽しみにしている層も確実に存在します。
スポーツ選手とのコラボも
高橋・柳楽コンビ以外にも、過去にはプロバスケットボールチーム・川崎ブレイブサンダースの選手らが出演したCMシリーズがあります。これはリクルートエージェントと川崎ブレイブサンダースのコラボCMで、JR川崎駅北口通路にある大型LEDビジョンやホームゲーム時のセンターハングビジョンで放映されました。
篠山竜青選手や米須玲音選手をはじめとした選手が出演し、彼らの力強いプレー映像とともに「自分の強み」を問いかける内容は、アスリートのストイックさと転職活動の真剣さをリンクさせた見応えがあり、ファン以外も楽しめる内容となっています。
リクナビのCMとの違いや関連性は?
リクルートグループの広告といえば、学生向けのリクナビのCMを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。リクナビは主に新卒採用をターゲットにしており、爽やかで青春を感じさせる演出が多いのが特徴です。
一方、リクルートエージェントは社会人の転職を対象としているため、より実務的、あるいは今回のようなシュールな大人向けの演出が選ばれる傾向にあります。同じグループでも、ここまで雰囲気が違うのは意外ですよね。
両者のCMが混同されることもありますが、それぞれの役割を理解すると、演出の意図が見えてくるはずです。
実はうざいだけじゃない?CMが評価されているポイント
批判的な意見が目立ちやすいテレビCMですが、リクルートエージェントの広告戦略には確かなメリットも存在します。単にしつこいだけで終わらない、プロモーションとしての成功要因や、視聴者を惹きつける魅力についても触れておきたいと思います。
耳に残るフレーズで認知度は抜群
「リクルートエージェント」という名前を、これほどまでに日本中に浸透させたのは、間違いなくこのCMの功績です。たとえうざいと感じたとしても、それは裏を返せば記憶に強く残っているという証拠でもあります。
いざ自分が転職を考えた際、真っ先に頭に浮かぶサービス名がリクルートエージェントであるならば、広告としての目的は十分に果たされていると言えるでしょう。耳に残るフレーズを繰り返す手法は、マーケティングにおいて非常に強力な戦略であり、業界大手として高い認知度を維持している要因の一つとも考えられます。
シュールな笑いがクセになる視聴者も
万人受けはしないかもしれませんが、現在のシリーズが持つ独特のユーモアを高く評価する声も多いです。高橋一生と柳楽優弥の、真顔で突拍子もない行動をとるシュールな演技は、短時間のCMの中で強いインパクトを放っています。
SNSなどでは「あの二人のやり取りが面白い」といった好意的なコメントも見受けられます。リクルートエージェントのCMがうざいという意見がある一方で、その中毒性にハマってしまう視聴者がいることも、このCMが注目され続けている大きなポイントです。
まとめ
リクルートエージェントのCMは、「ちょっとしつこいかも」と感じる人もいれば、「なんだかクセになる」と感じる人もいて、本当に受け取り方が分かれる広告です。だからこそ印象に残りやすいのも事実ですよね。
「うざい」と感じるのも、「クセになる」と感じるのも、それだけ印象に残る設計がされている証拠とも言えそうです。


